はぎれとふるぎとおなおしと

洋裁と洋服リメイクにほどほどに夢中な日々

水筒カバーをつくる

次男の水筒のカバーをつくります。

そもそもはカバーなしで使っていたのですが、吊り紐のプラスチックの留め具が緩んできてしまって、しょっちゅう外れるようになってしまいました。

プラスチックの経年劣化は避けられません。。。

 

水筒自体のプリント(恐竜)もほとんど剝がれてしまってなんだか分からない感じなので、思い切って吊り紐付きのカバーをつくり、小学校入学まではこの水筒を使い続けます。気に入って、入学後も使ってくれるといいな。

あと少し使い続けたい水筒

 

イメージは長男の水筒カバー。底にウレタンのような厚みがあって水筒をぶつけたり落としたりしても凹まないようになっています。ここをどう作るかが一番の課題です。

見本の水筒カバー

材料は、先日ノムラテーラーへハギレを見に行った際に買っておきました。

水筒カバーの材料

無地のナイロン生地に次男の好きなワッペンを選んでもらって縫いつけようと思います。

まずは、水筒を採寸します。慎重に、行程も考えながら。。。

なるべく縫いやすいように工程を考えました

ここから夏休みに突入してしまい、材料には約一か月眠ってもらいました。

完成目標を9/16(次男の運動会)に定めて、さあ作業再開です。

まずは、計画どおり底から作ります。

水筒カバーの底

内側は縫い目がぐちゃぐちゃですが、見えないしいっか、ということで。

でも、ナイロンで撥水加工の生地って縫いにくいんですよね。こんな小さいものはミシンが使えないので手縫いせざるを得ないのですが、手縫いになったとたんに性格が露呈されるという出来栄え! 手縫いの上手な人になりたい。

底の内側

さらに胴の布にファスナーとワッペンを縫いつけます。

少し見通しがたってきたかな

これをつなげて筒状にします。

ファスナー隠しテープもつけました

ワッペンの位置が高すぎる!

ここまで縫って、恐竜の骨ワッペンの位置が吊り紐をかけるDカンの位置とバッティングしていることに気づきました。

後のことを考えて、筒状にする前にワッペンを縫いつけたのですが、結局二度手間になってしまいました。。。

さらに、この写真では見えていませんが上部が水筒のサイズとぴったりになるようにタックを1つ入れたのですが、入れ方が悪くて不格好になっています。

どちらも完成度を考えるとやり直し必須ですが、集中力が切れてしまったのでこのまま一日寝かせることにしました。

翌日、新たな気持ちでワッペンとタック(と必然的に上部の縁取りテープ)をほどきました! 一日たてば冷静に完成度優先で物事が考えられます。

水筒カバー完成その1

できました!!

ワッペンを縫い直し、タックを2つにして吊り紐Dカンのテープで隠しました。

ちなみにカバーがピッタリはまるように、水筒本体に付いていた左右の突起はノコギリで除去しています。

吊り紐も、元の水筒で使っていたものをそのまま利用しました。Dカンのテープも吊り紐の余りから少し切り取って使っています。

この再利用を実現するため、突起の除去から完成までは水筒を使わない週末に集中して作業をしました。限られた時間で完成させるって、大変ですね。ソーイングビー出演者を尊敬します!

水筒カバー完成その2

たくさん考えて、失敗して、やり直して、完成した物は水筒カバーとはいえ本当に愛おしい!

次男も完成までの工程を横で見ていてとても楽しみにしていました。

出来上がったものを渡すと、首にかけたまま数時間過ごしていました。

大事に使ってね!