はぎれとふるぎとおなおしと

洋裁と洋服リメイクにほどほどに夢中な日々

鍋つかみをつくる

クリアファイルの再利用法のときに予告しました、鍋つかみ。

予想以上に早くできあがりましたので、紹介します。

鍋つかみ

見た目が予告と全く違う!

というのも、裏に使う生地を探しているときに使い古した手拭いが見つかりまして。

 

長男の産後、地元の空港内ショップで見つけて衝動買いしたものですが、手拭いってとっても使い勝手が良いんですよね。この他の2つと365日ヘビロテでした!

とくに子どもが小さいうちは手を拭いたり口を拭いたり、時には食べこぼしを拭いたり(もちろん口や手を拭くところとは別にして)、ハンカチより大きいからそういうことも可能ですし、手を拭くだけなら2~3回使ったくらいではびちゃびちゃにならないんです。乾くのも早いですし。

あとは、帽子を忘れたら頭に巻き、着替えがなかったら体に巻き、とにかくいろんなことに使いました。

そんなお気に入りの手拭いも、だいぶくたびれた感じになっていたので現役は引退してもらって、次の使い道を探していたのでした。

 

今回、これを発見して使わない手はないと思い、両面に使うことにしました。

普段はおしゃれな雰囲気のインテリアを目指しているつもりですが、こういうとき(地元がからむとき)は審美眼がブレます。

でも、遠い故郷を思う気持ちが高まるこのお年頃、料理をするたびにこれが目に入るのはなんだか嬉しいのです。

 

というわけで、作り方です。

熱さから手を守るため、中身が必要です。

今回の中身は次男の着古したキルトニットのパジャマにしました。

パジャマ

すべて同じ大きさに切ります。

表の生地1枚と中身の生地2枚の四つ角を合わせてしつけ縫いします。

 

縫いました

 

外側の生地を上にして、その上にもう一枚の外側の生地を中表でのせます。

開きどまりを決めてぐるりと縫います。

表に返した時にきれいになるように、縫い目に沿ってアイロンをかけます。

ぬいしろを5mmほど残して、角は2mmくらい残して裁ちます。

表に返し、アイロンをかけて、またぐるりと縫います。

このままだと、4枚の生地がふわふわ分かれてしまうのでステッチをかけます。

裏側

今回は生地の柄を生かしたかったので、すきな方言に赤線をひくように手縫いしました。こけしと笹かまの周りにもステッチをいれるといいかも。

 

こちらはこれまで使っていた鍋つかみです。

2代目鍋つかみ

これも10年以上前にわたしが作ったものです。

先代の無印良品の鍋つかみを真似て作りました。

今のキッチンは鍋つかみを引き出しにしまっているので、今回ひっかける紐は省略しました。

鍋つかみっていろんな形がありますが、うちではこの形がベストってことになっています。ササっと使えるのがいいみたいです。