はぎれとふるぎとおなおしと

洋裁と洋服リメイクにほどほどに夢中な日々

保冷エコバッグをつくる

お直し待ちの保冷エコバッグは、ルクルーゼノベルティで義母から譲り受けたもの。

大きめサイズが使いやすくて気に入っています。

ただ、保冷シートの縫い目が裂けやすくて何度かお直ししているのですが、今回はキャンプの食材を大量に入れて運んだせいか、大きく穴が開いてしまいました。

穴が開いてしまったエコバッグ

お直ししつつ、先日の次男の水筒カバーを作ったときのハギレ(撥水ナイロンオックス)でオリジナルの保冷エコバッグを作ってみることにします。

 

 

先日歯の定期健診のついでにノムラテーラーへ行き、持ち手のテープとファスナーを買ってきました。

こちらのお店はテープの品ぞろえが豊富で、どんなテイストにするか悩みました。

でも現実的に考えると、夫も持つ場合があるので派手過ぎず地味すぎずちょうどいいくらいのもの、ということでバーコード&洗濯表示柄にしました。

家にあった保冷のアルミバッグを内蔵しようと思っています。こちらは持ち手が外れてしまったものです。

エコバッグの材料

形はハギレの大きさに合わせて、縦長のマチ付き肩掛けタイプにします。

本当はルクルーゼのエコバッグ同様、横長のマチが使いやすいのですが、うちにある保冷アルミバッグが縦長で。できる限りあるもので作りたいので。。。

これってハギレとか家にあるものの利用を考えるときによくある葛藤なんですが、実用性のあるサイズとぴったり合致することってなかなか無いんですよね。

 

まずは、ハギレを適当な大きさに2枚切ります。バッグの本体になる部分です。

生地の端をしまつする手間を省くため、上から重ねてファスナーを縫います。

このナイロンオックスはほつれにくいので、これで大丈夫なはずです。

ファスナーを縫いつける

次に持ち手を縫いつけます。

テープをちょうど半分の長さで切ります。ナイロン素材のテープや紐の端はすこし炙って溶かすとほつれ止めになります。私は流し台でマッチを使って炙っています。すぐ水が使える場所でやるのが安全で、おすすめです。

ナイロンテープ

本体の生地の中心に印をつけ、そこから同じ幅をはかって印をつけます。

 

中心と6.6cmの印

今回は本体幅42.8cmで、中心から6.6cmのところに印をつけました。

テープの内側がこの印に合うように固定します。

テープに厚みがあって待ち針が刺せないので、マステと洗濯ばさみで代用しました。

テープを固定

テープの上をミシンでただひたすらまっすぐ縫います。

本体の底になる方から縫い始めて、ファスナー付近をコの字型に折り返し、また底に向かって縫うと無駄がなさそうです。

テープの縫い目はファスナーの端から1.5cm離して折り返しました。テープに張りがあるので、ファスナーの開閉をスムーズにするなら2cmくらい離しても良さそうです。

テープの縫い止まり

縫い終わったところ

ここまで予想以上にいい感じに出来てきました!

 

あとは両脇と底を縫い合わせて、完成です。

ファスナーの端の処理は適当(テキトー)でしたが、返してみたら問題ありませんでした。

端を縫います

返したらこんな感じ


底は抜けないように、ここだけジグザグミシンをかけました。

底の処理

とっても良くできたので、あえて保冷バッグは縫いつけず、普段使いできるようにしました。

その代わり、小さめの保冷バッグを入れて、冷やしたいものだけそこに入れることにします。

小さめの保冷アルミバッグを入れてみた

エコバッグ完成

エコバッグとして作りましたが、撥水加工のトートバッグとして使えそうです。