はぎれとふるぎとおなおしと

洋裁と洋服リメイクにほどほどに夢中な日々

変形クッションのカバーをつくる

ふつうあまり見かけない形のクッション。

豆クッション

 

カバーがへたってきたら自分でつくるしかありません!

もともと夫の実家にあって、床に座るときお尻にしいたり、昼寝をするとき枕にしたり、ほどよい高さとコロンとした形が大好きすぎてひとつ譲ってもらったのですが(同じのが3個ありました)、いつの間にかカバーが擦り切れていました。

まずはカバーから型紙をとります。側面は、豆の全周カケル厚さの長方形です。上部にファスナーをつけるので、裁断するときはこの型紙を2等分して上部と下部に分けて考えます。

豆クッションの型紙

ファスナーをつける上部は、布を2枚にしますが、ファスナーの縫い代とファスナーを覆う部分を含めるとだいたい倍の幅が必要だったので、単純に上部は同じ幅の布を2枚とることにしました。

つまり、カバーをひとつつくるのに必要な布は、豆型2枚、側面3枚になります。

生地はうちのリビングに合わせて、生成りのオックスにしました。

ファスナーのついた側面を縫いつけたところ

あとはどんどん縫うだけです。注意点はファスナーは半分開けた状態で縫うこと。なぜなら全部縫ってさあファスナーを開いて裏返そうというとき、しっかり閉じたファスナーは裏側から開けにくいからです。私は分かっていてもついつい閉じたまま縫ってしまって焦ったことが何度かあります。

下の写真はプラスナップで作ったものです。長いファスナーが見つからなかったときに在庫の部材から発見して使ってみました。たしかベビー服を作ろうとして買ったような。。。サラで残ってました!

完成したカバーとはだかの豆クッション

一度型紙を作ってしまえば、いろいろな布で量産できます。

うちではこの豆クッション本体を2つ、義妹にも頼まれてまた1つ、合計3つ増やしました。型紙の縫い代分を引いて袋状に縫い、詰めもの(プラパイプ)をすれば簡単に増やせます。そしてカバーは累計10枚作っています!