はぎれとふるぎとおなおしと

洋裁と洋服リメイクにほどほどに夢中な日々

裏地の穴とトレーナーの裾のほつれをお直し

こまごまとしたお直しをふたつ。

こちらの裏地付きパンツは、もともとフリースの裏地が付いていたコーデュロイパンツの裏地をはずして、ダブルガーゼの裏地を付け替えたものです。

 

裾の裏地に穴を発見したので、早めに直しておきます。

穴発見!

ダーニングの手法でお直しします。

お直し完了

ちょっと雑ですが、裏地なので。

 

 

こちらのトレーナーは、裾のテープを縫いつけている糸がほつれています。

裾のほつれ

ほつれが広がらないうちに、お直しします。

ニット用のミシン糸で、ほつれていないところから重ねて縫います。念のため、初めと終わりは返し縫をしておきます。

直りました

2つのお直し完了です。

卓球ネットのお直し

我が家はこの冬、空前の卓球ブームとなりました。

100均でそろえた卓球セット

このおもちゃは昨年のお正月、親戚内ビンゴの景品でゲットしたものです。(ゲットしたといっても用意したのは私ですが)

でも昨年はそこまでハマらなかったんですよね。

今年は何が違うのでしょう。

次男の身長が伸びてダイニングテーブルでも互角に戦えるようになったからでしょうか。

はじめはひざ下の高さのテーブルを使っていたので、長男と大人は膝立ちで遊んでいたのですが、膝が痛くなったり、狙える範囲に限界があったせいで、あまり盛り上がらなかったのかもしれません。

今年はダイニングテーブルで本格的にゲームができるので大人もハマって楽しんでいます。

子どもたちは日ごと上達していて、本気で負けることもしばしば。

楽しい家族団らんの時間になっています。

 

ダイニングテーブルを卓球台にしているので、ネットはつけっぱなしにできず、つけたり外したりしているうちに端の棒を差し込む輪がほつれてしまいました。

普段いろんなものを修繕しているので、このくらいは簡単です。

なおった!

ほんの数秒でなおりました。

卓球ブーム、いつまで続くでしょうか。

名札の安全ピンが服に穴をあける件

子どもの名札の安全ピンが服に穴を開けてしまった、という経験あると思います。

私も先日経験しました! 

なんとかダーニングで修繕したのですが、これを未然に防ぐ方法は無いかと考えました。

そして、思いついたのがこちら。

ビーズ!

小さなビーズです。

子どもが生まれる前に、アクセサリー作りにハマったことがありまして。このてのビーズがいくつかストックされたままになっています。

育児が落ち着いてから簡単なイヤリングなどは作りましたが、それきり出番はありませんでした。

方法は、とっても簡単です。

ビーズをひとつ安全ピンに通すだけです。安全ピンのくるっと曲がったところに布地が入り込まなくなって、穴あきを防ぐことができます。

あと2か月、制服をお守りください。

名札を外すとき、ビーズも一緒に外してしまわないように気をつける必要があります。

 

ぜひ、お試しください!

雪遊びにまつわるお直し

先週、待ちに待った積雪がありました。

特に次男は真夏でも「はやく雪降らないかな」というほど雪遊びが大好きで、この日を待ちわびていました。

幼稚園でも、積雪のあった日はとにかく徹底的に雪遊びをさせてくれるようで、ずぶ濡れの手袋と泥のついた雪遊びズボンを持ち帰りました。

洗濯ののち、ズボンをよく見ると裾に破れが見つかったのでお直しします。

破れは広がらないうちに修繕するのが一番です!

裾の破れ&その下方にも破れ

即修繕

ダーニングの手法で

今回はどちらも全く目立たない位置なので、ささっと修繕できました。

グレーの生地の方はダーニングの手法で修繕しています。破れのそばギリギリを縫い合わせる場合と違って、糸のひっぱる力が分散されるので洗濯を繰り返しても破れが再発しにくい利点があります。

 

雪遊び用のブーツは、ご近所さんから譲っていただいたものです。

かかとの上がほつれていたので、この機会にいっしょにお直しします。

ほつれを修繕します

まずは、ほつれてボサボサになっている生地を切り取ります。ちょっとこわいですが、切ってしまった方が出来上がりがきれいになります。

 

縫い始め

こちらもダーニングの手法で穴の2針ほど手前から行ったり来たりして縫います。

こんな感じ

両方できました。

 

このブーツは次男にはまだ1cm大きいのですが、どうしても履きたい! ときかないので履かせました。この手のブーツは大きめにできていそうなのであと2シーズンは履けるかな?!

布ライナーをつくる

布ナプキンに興味がわいて、作ってみようと思ったのですが、どうも「透湿防水布」がないと作れないようで、とりあえずハギレで布ライナーを作ってみることにしました。

肌触りの良さそうな、スムースやダブルガーゼを中心にハギレを集めて裁断し縫ったのがこちら。

 

フリーの型紙はいろいろありましたが、これは干した時にハンカチのように見えて、違和感がなさそう、という理由で選びました。

作ってみると、ハギレがどんどん消化されるのが嬉しくて。

シンプルな形なので無駄なく作れるところも良かったのかな。

最近、箱ティッシュを使うのがもったいなくてハギレの小さいものを代用して使い捨てていたのですが、この小さめハンカチを使いまわしても良さそう。

なにせたくさん作ったので家族4人分の洗い替えも余裕です!

親子でソーイング

長男がインフルエンザになりまして、土日を含め5日間お休みになりました。

後半は「元気だけど外に出られない」という9歳男児にはとても過酷な状況になり、こちらもこのエネルギーに満ちた子のパワーをどう紛らせたらよいか苦戦しましたが。。。ありました、ソーイングが。

私がミシンやらアイロンやら出して制作しているのをみて、自分も何か作ってみたいと。

言っているそばから、私が裁断していらなくなった切れ端(もう何にも使えない大きさ)を集めて何やら作り始めました。

見ようとすると隠すので、完成するまで何も見ず、何も言わず。

そしてできたのが、こちら。

アート!

親バカですが、すごく良くないですか?!

たまたま生地が白のダブルガーゼだったのですが、その質感と形状がものすごく調和していて。。。絶句しました。

本人曰く「何をつくるか決めずに手を動かしていったらこうなった」そうです。

この自由な感じ、うらやましい!!

私もかつては何でも作れる気がして生地選びや構想が楽しくてしかたない時期がありました。でも経験を重ねるにつれていろいろな限界を知り、今や思いつくものもちっちゃくまとまってしまっています。

経験したことで技術が向上した部分もありますが、自由な発想が減っていることを実感させられました。

 

長男の作品は、いちおう袋状になっていてあめちゃんが4~5個くらい入ります。国立新美術館のアートショップに並んでいてもおかしくないと思うのは私だけ?

これを付けてさまになりそうなシンプルなバッグを作りたくなりました。

買ったきり、しまい込んでいた赤のキャンパス生地にのせてみました

 

私があまりにも感動して大騒ぎしたので、長男は「今度は大きい生地でバッグをつくる」と意気込み、さっそく制作に入りました。

こちらも無事完成したらブログに書こうと思います。

 

 

余談ですが、長男はインフルエンザB型でした。

熱が下がってきてから、ふくらはぎ痛を訴えて一時は歩けないくらいまで痛がりました。

調べると、インフルエンザの治りかけ、特にの6歳前後の子どもにみられる症状のようで2~3日ですっかり良くなるということでした。

一番痛がっているときは、トイレも一人でできない状態になってしまって。

久々におんぶしたり、支えた状態で引きずったりしたのですが、もう9歳にもなると重いのなんの。自分も寝込んでいたら、と思うとゾッとしました。

幸い家族に感染は広まらず、やっと平穏な週末を迎えられそうです。

 

靴下の毛玉とり

靴下ネタが続きます。

先日ダーニングで修繕した登山用靴下のほかに、あと2足も同じように修繕しました。

一番ぶ厚い赤い靴下の毛玉の多さに気づき、とってみたところ、ものすごくきれいになりました!

方法は、糸切ばさみで黙々と。毛玉を軽く引っ張りながら切りました。

毛玉をとってみた

ビフォーアフター比較すると違いが歴然ですね!

この靴下は、足元が冷える季節の幼稚園や小学校行事にちょうどよいのですが、毛玉が多くなってきてしまって、見られるのが恥ずかしかったんです。

きれいになりました

薄くなったところを修繕して、毛玉をとったら新品同様になって、履くのが楽しみです!