はぎれとふるぎとおなおしと

洋裁と洋服リメイクにほどほどに夢中な日々

親子でソーイング

長男がインフルエンザになりまして、土日を含め5日間お休みになりました。

後半は「元気だけど外に出られない」という9歳男児にはとても過酷な状況になり、こちらもこのエネルギーに満ちた子のパワーをどう紛らせたらよいか苦戦しましたが。。。ありました、ソーイングが。

私がミシンやらアイロンやら出して制作しているのをみて、自分も何か作ってみたいと。

言っているそばから、私が裁断していらなくなった切れ端(もう何にも使えない大きさ)を集めて何やら作り始めました。

見ようとすると隠すので、完成するまで何も見ず、何も言わず。

そしてできたのが、こちら。

アート!

親バカですが、すごく良くないですか?!

たまたま生地が白のダブルガーゼだったのですが、その質感と形状がものすごく調和していて。。。絶句しました。

本人曰く「何をつくるか決めずに手を動かしていったらこうなった」そうです。

この自由な感じ、うらやましい!!

私もかつては何でも作れる気がして生地選びや構想が楽しくてしかたない時期がありました。でも経験を重ねるにつれていろいろな限界を知り、今や思いつくものもちっちゃくまとまってしまっています。

経験したことで技術が向上した部分もありますが、自由な発想が減っていることを実感させられました。

 

長男の作品は、いちおう袋状になっていてあめちゃんが4~5個くらい入ります。国立新美術館のアートショップに並んでいてもおかしくないと思うのは私だけ?

これを付けてさまになりそうなシンプルなバッグを作りたくなりました。

買ったきり、しまい込んでいた赤のキャンパス生地にのせてみました

 

私があまりにも感動して大騒ぎしたので、長男は「今度は大きい生地でバッグをつくる」と意気込み、さっそく制作に入りました。

こちらも無事完成したらブログに書こうと思います。

 

 

余談ですが、長男はインフルエンザB型でした。

熱が下がってきてから、ふくらはぎ痛を訴えて一時は歩けないくらいまで痛がりました。

調べると、インフルエンザの治りかけ、特にの6歳前後の子どもにみられる症状のようで2~3日ですっかり良くなるということでした。

一番痛がっているときは、トイレも一人でできない状態になってしまって。

久々におんぶしたり、支えた状態で引きずったりしたのですが、もう9歳にもなると重いのなんの。自分も寝込んでいたら、と思うとゾッとしました。

幸い家族に感染は広まらず、やっと平穏な週末を迎えられそうです。