はぎれとふるぎとおなおしと

洋裁と洋服リメイクにほどほどに夢中な日々

柔軟剤のにおいを消すために

子どもたちの衣類の調達は専ら古着屋さんか、お下がりに頼っているこの頃です。

そこで気になるのが衣類のにおい。汗とかではなく、柔軟剤なのか洗剤なのか、香料のにおいです。

 

特に化学物質過敏症やアレルギーという訳ではないのですが、「良い香り」と言われているものでも強すぎると気分が悪くなるというか、その香りに嗅覚がとらわれてしまってほかのことに集中できなくなります。家の中に異物が入ってきたみたいな感覚とでもいいますか。

 

そんなときは、においのキツい衣類を集めて洗濯していました。普段の洗濯に混ぜるとにおいがうつってしまうので、それとは別にして。

これでだいたいはにおいが弱くなって、「着る→洗濯」を繰り返すうちに全く気にならなくなっていました。

 

しかし、最近は一度洗ったくらいではにおいが弱まらない服が増えてきてしまって、困っていました。

においのキツいものをまとめて洗っているので、お互いがうつしあって、むしろパワーアップしている気もしましたし、においが消えるまで毎日洗濯機を1回多く回すのも、水や電気がもったいない気がして。

何度洗ってもにおいは消えず、作業に終わりが見えないので途方に暮れていました。

 

このソーイング熱低迷期にいざ! と思い立ち、柔軟剤のにおいを消す方法を調べてみました。

結果、台所用の中性洗剤が効く、というのが簡単に出来そうだったので試してみることにしました。

方法は、40℃程度のぬるま湯1リットルに対して10mlの中性洗剤を入れます。

そこに衣類を入れて4~5時間つけおきします。

においが少なくなっていたら、そのまま洗濯機で洗って干します。

まだにおいが強く残っていたら、つけおきを繰り返します。

私は長袖Tシャツ1枚、長ズボン3枚(いずれも子ども用)を7リットルのお湯につけました。

つけおき中

この方法で、つけおき1回と洗濯(洗濯機自動コース)しましたが、少しにおいが薄くなったかな? というくらいであまり効果を感じられませんでした。

 

続けて再びチャレンジです。二度目はお湯を45℃にして(給湯器の設定)みました。つけおき時間は同じで、洗濯機に入れる前に湯舟の残り湯でかるくすすぎ(アワアワのままでしたが)洗濯機の自動コースを「すすぎ4回」に増やして洗ってみました。

洗った服たち

すると、大成功でした!

完全ににおいがなくなった訳ではありませんが、「着る→洗濯」の繰り返しで消えていきそうな程度まで弱くなりました。

においが他の衣類にうつりそうでタンスにしまうことも出来なかった服たちが、やっと片づけられます。

まだ、このにおい消しを待つ服がミカン箱1つ分ほどありますが。

とりあえず、解決策が見つかりました。よかったよかった。