我が家では春と秋に登場するダブルガーゼのパジャマ(長袖長ズボン)。
以前はそのパジャマズボン2着のウエストをお直しして、ブログにも記しました。
多くの方に見ていただいているようで、嬉しいです!
やっぱり、あの部分が傷んだだけでパジャマ全部を買い換えるのってもったいないですよね。
で、今回のお直しは「襟」です。
こちらもやはり着ているうちに傷んできやすい部分。
こんなにひどくなる前に気づいていたのですが、お直しをどうするか考えあぐねて、放置していました。
襟を新しく作り直して、付け替えることも考えましたが、2着分となると作業もなかなか面倒になりそうで却下。
いっそのこと襟をとっちゃえ?! と思いましたが、首回りの冷えが怖くて面倒でも襟アリでお直しするのが自分のためと言い聞かせ、、、
先日やっとパジャマがニットキルト(我が家で最暖)に衣替えしたので、じっくりお直しに取り掛かることにしました。
まずはボロボロの箇所を確認。襟をお直しするだけでは足りない様子。襟もとの身頃もボロボロでした。
襟とその下の身頃2cmくらいをお直し範囲とします。
どうにか簡単に、かつしっかりお直しできる方法を模索した結果、、、
元の襟の表生地だけを切り取っちゃうことにしました!
そこに、新しい表生地と身頃のボロを隠す程度の生地を合わせて、縫いつけてしまう作戦。
それでは、襟の型をとります。(さっそく先日購入したハトロン紙を使ってみました!)
身頃のボロ隠しは襟から2cmの幅が必要だったので、
2cm(+ぬいしろ2cm)×首回り(身頃側)の長さ(+ぬいしろ2cm)
のテープ状のものを作ります。
ミシンで襟とボロ隠しテープを縫ってアイロンでぬいしろを倒します。
中心を合わせて新しい生地を襟にあてて、待ち針で留めます。
身頃側を待ち針で何か所か留めて、襟端を折りアイロンでクセをつけます。
襟端を縫っていきます。
身頃側もぬいしろをアイロンで折り、端を縫います。
途中、とてもうまくいった気がして「むふっ」と笑みがこぼれてしまいました。
身頃と似た生地がなかったので、無難に無地のダブルガーゼを選びましたが、こんなにいい感じにできるとは!
襟が変わると印象がこんなに変わるんですね~ 勉強になりました。
なんてことない既製のパジャマでしたが、お気に入りになってしまいそうです。
お直しすると愛着わくんですよね。
お直しは服の寿命をぐ~んと延ばします。このパジャマたちを買い換えるのは、どのタイミングなのかしら。