はぎれとふるぎとおなおしと

洋裁と洋服リメイクにほどほどに夢中な日々

座椅子カバーを作る

夫の実家から拝借している座椅子。乳児の育児真っ最中、ほっと一息ついたときに座るものとしてとっても重宝しました。今はもっぱら夜テレビを見るときの定位置。夫もよくこれに座りながら寝てしまっています。

そんな大事な座椅子ですが、引っ越してきてからしばらくは使われていませんでした。理由は、フォルムがおしゃれじゃないことと、リビングに置くと存在感がありすぎるからです。親戚がたくさん来てくれた時に座るところとしてリビングに置いたのですが、なんとなく使い勝手が良いのでリビングのスタメンに昇格しちゃってました。

以前にハギレで作った座椅子カバーは北欧調の柄がほんわかして可愛かったのですが、これが今のリビングに合っていないような気がして。この空間に溶け込ませるために無地のキナリの生地でカバーを作り直すことにしました。

この生地、とても幅が広くて200センチ以上あったんです。ファスナーなどはつけずに端を折り込むだけの簡単なデザインにしたのでカバーの口は布の端を活かしました。よって縫うのは直線2回だけです! 楽勝のはず。

この大きさのものをつくるのは久しぶりで、いつも使っている作業用のテーブルでははみ出してしまうので、床で作業をしました。

これがとっても良かった! うちのフローリングの板の間がちょうどよい直線で。この上に生地をのせて爪で板の間をはわせると縫い線がまっすぐひけます。直角もわかりやすくて作業効率がアップしました。

縫う位置にしるしをつけます

布の両端を縫うだけですが距離が長くて。最近は子ども服ばかり作っていたので・・・引っ越した年に6枚のカーテンの丈を短くしたときのことを思い出しました。とりあつかう生地が大きいほど、やる気がなかなか出ないものですね。この座椅子カバーも思い立ったのは5~6年前だったような気がします。

座椅子カバーを装着したところ

 

いい感じにできたのではないでしょうか?! 完成してみると、生地が大きいとはいえ、直線で2回縫うだけなんだからもっと早くとりかかれば良かったと思いました。