はぎれとふるぎとおなおしと

洋裁と洋服リメイクにほどほどに夢中な日々

子どものウインドブレーカーの袖を詰める(甚平方式です)

曇りの日は気温が上がらず「さむっ」と感じることが多くなりました。

我が子たちの通う小学校では、冬の体育の時間は体操服の上に一枚アウターを着てもいいことになっています。

ただ、ファスナーやフード付きはNGなので、ウインドブレーカーのような素材のかぶりのアウターを用意しました。

こういった特定の時間しか着ない服は、都度サイズを合わせて買うのはもったいないので大きめにしました。

袖を甚平方式で詰めておきます。

甚平は肩の近くを詰めますが、今回はラグランスリーブで肩の位置が分かりにくいので袖の中央あたりで詰めます。

 

まずは子どもに着せてみて、何センチ長いのか測定します。

長い分を折り返して縫います。

袖山に待ち針ひとつ

袖の脇側にも待ち針ひとつ

2カ所に待ち針をして、生地を両側からピンと張ります。

袖口に向かって細くなるタイプだったので、待ち針は二つのままで、ふんわりと糸に余裕を持たせて縫っていきます。

ここが大事なポイントです。

袖がずっと同じ幅なら、ぴっちりと待ち針をうち、縫い進めればいいのです。

でも今回のように袖幅が変わる場合は、ぴっちり縫うと最後につじつまがあわなくなってしまうのです。なので、ほどよく適当に針を進めるのが大事なのです。

文章で説明するのが難しいのですが、

袖まわりの小さい内側に合わせて、袖まわりの大きい外側をたるませて縫うとでもいいましょうか、、、

裏地のある袖や裾を内側に折って詰めるときと、同様の縫い方です。

お分かりいただけたでしょうか?!

 

二着分完成

冬の体育の準備ができました!

 

ちなみに、このような化繊の生地ってひっかけて糸が出ること多くないですか?

そんなときは「ほつれ直し針」の出番です。

糸がでてます

裏側に隠れました!

このように、裏側に糸が隠れてくれます。

おススメです。