以前もブログで書きましたが、自分のパンツを新調するときは古着屋さんで大きめのパンツを買ってきて、好きな形に作り替えています。
というのも、もう好みの形は決まっていてリメイクした方が安く済むから。
私の好きなパンツの形はウエストが全周ゴムで、股上が深めの緩やかなテーパードシルエット。シェフパンツというみたいです。
普段Lサイズを履いている私は、XLサイズのパンツが見つかれば簡単に作り替えられるのです。
何度もこなしてきた行程は自然とパンツリメイクの最短になりました。
一度、書き出してみます。
まずは買ってきたパンツをどんどん解体します。
ウエストベルトを外し、ついていればホックやボタンを外し、ボタンホールがあればほどいて穴をふさぎます。ウエストはタックがあればほどいて、なければそのままに。
次に股上と股下をほどきます。
全体にアイロンをかけます。写真は、別のときのものですが、こんな状態になります。
お次は、気に入ったパンツの型紙をのせます。このとき、型紙は前身頃と後ろ身頃をくっつけて重ねます。※もう脇は縫ってあるので時短になります! そこに縫い代を足して裁断します。
そして股上、股下と裾を縫います。これで8割完成です。
外したウエストベルトがウエストの全周に足りなくなることが多いのですが、裾を短く直したときのハギレを利用してウエストベルトを延長してつけ直します。そこにゴムを通して出来上がりです。
書き出すとなかなかの作業ですが、覚えてやってみると案外簡単で、これが最短距離です。なにより気に入った形の新しいパンツが500円くらいで手に入ると思ったら、いいでしょ?
上記のパンツはもともとシェフパンツのメンズのLサイズでした。形が理想のものとほぼ一緒だったので、手を加えたのはウエストベルトと裾だけ。
裾は身長に合わせて短くしました。ウエストベルトは、ゴムがたたきつけで私のサイズに合わなかったので、一度全部ほどきました。また、裏地をつけたかったので、不要になったパンツの裏地を外して、このウエストベルトで挟み込んで縫いました。裏地をつけたので寒い朝に自転車に乗っても冷えず、とても快適でした!