はぎれとふるぎとおなおしと

洋裁と洋服リメイクにほどほどに夢中な日々

イケアの掛布団カバーから子どものシャツをつくる

この生地に出会ったのは、昨夏の帰省中でした。

私の実家から、さほど遠くないところにイケアがあるんです。

クジラ柄の掛布団カバー

 

帰省するたびに、「久しぶり~! 何かいいものあるかな」なんて、軽い気持ちで行くんですが、広い店内を歩いているうちに疲れてきて結局何も買わないか、買ってもキッチンタオル的なものだけ、とか。

はっきりいってイケアを上手に使えてなかったと思います。

 

でもでも、この間訪れたときはソーイング気分が高めで「生地さがし」目線で歩いてみたら、楽しくて。

特にベッドリネン売り場は興奮しました。

日本では売っていないようなプリントの生地がたくさんあって、目移りしちゃって忙しいのなんの。

 

最終的に買ったものは、息子たち用のプルオーバーシャツをつくる生地ひとつ。

売り場の最後のアウトレットコーナーもいくつか生地(ベッドリネン類ですよ)があったのですが、本当にちゃんと消費できるか怪しかったので、躊躇しちゃって。

いま考えれば絶対お得だから買っておけば良かったー!

 

そして京都に帰り、つくろうかと思った矢先に例の「子どもたちのTシャツ革命」が起きてしまいまして、いったん計画が保留になっていました。

でもその夏の終わりに「こんな生地買ったの覚えてる? これからシャツ作ったら着る?」って聞いたら「うん」っていい返事がかえってきたので、つくることにしたのです。

アイロンして、あまりの大きさに巻いてみました

掛布団カバーって、シングルでも150×200のおもてと裏2枚だからとっても大きい生地なんですよ。

イケアは柄もかわいいけど、カバーなのに(日本製と違って)ファスナーがついていないのでほどくのがカンタンでした!

こんなに用尺があったら何でもつくれそうじゃないですか?!

家族みんな仲良くなったことだし(昨年夫婦関係の修繕済)、同じ生地をアイテム違いでそろえてみようかな、と思っています。

こんなにたくさん! うれしい!

で、まずは子どもたち用のプルオーバーシャツにとりかかりました。

今回の課題は、「短冊あき」です。

もう、これにものすごく苦戦してしまって4回もやり直してました。。。

 

そもそも、「せっかくつくるからには簡単に着脱できて子どもに気に入ってもらえるものを」と思って選んだ「短冊あき」なんですが、まだ一度もつくったことがなかったんです。

先日借りてきたソーイング本につくりかたが載っていたので、やりながら覚えようと初めはやる気満々でした。

裁断完了。まさかこのあと大変なことになろうとは

裁断まで順調に進んでいたのですが、この「短冊あき」の部分、指示どおりに全面に接着芯を貼ってみたら、硬すぎる気がして。

ノーアイロンでクタっと着るイメージだったので、ここまで硬いとちょっと違うかな、と。

で、やりなおしました(まだまだ楽しくやってます)。

 

接着芯を貼るのを表側になる部分だけ(指示の半分の幅)にしてみたら、なかなかよさそう! 

しかし、本体にぬい合わせたときに、今度は「短冊」の下の部分の切り込みの位置が左右逆だということに気づきました。

 

見本にしたソーイング本、女性用のシャツの説明だったんですよね。

はあ、、、またやり直しか、、、いや、でもこれは「想定内」だ。そのためにこんな寒い時期から夏もののシャツをつくり始めたんだから、ゆっくりでいいからやりなおしてキレイに仕上げよう、と自分に言いきかせて、三回目の挑戦(だいぶ疲れ気味)!

 

今回は、接着芯も切り込みの位置も大丈夫。ところが、、、前みごろと縫い合わせてみたら、「短冊あき」がぴったり重ならないのです。どうやら前みごろのぬいしろを切り落としてしまったらしい?! ことに気がつき涙(は出ていませんが、そのくらい絶望)。。。

しかも前みごろのポケットを柄合わせ完ぺきに縫い合わせたあとだったので、またうまくいかなかっという事実を受け入れられず、、、このプロジェクトから距離をおくことにしました。

そうでもしないと精神崩壊しそうなくらいヘトヘトになっていたので笑。

だって、短冊あき4回もやり直すって。。。短冊自体3回はつくり直してるし。

シャツ一枚に短冊2枚必要で、兄弟×2だから12枚も短冊つくった!!

お察しください。

 

で気分をかえて、練習と確認のために「短冊あき」のある自分用のシャツワンピースをつくってみることにしたんです。

こちらも不要になったサッカー生地の掛布団カバーです。

寝具ってホント大きくて好き。

用尺の制限なくソーイングできるなんて幸せ!!

この掛布団カバーを見つけたとき、もう使わなくなったシーツも数枚発掘できたのでのちのちリメイクします。

用尺が足りなくて普段のリメイクでは絶対につくれないワンピースをどんどんつくろう!

と気分がまた盛り上がってきたところで、、、

調子にのってスキマゆるゆるの型どりをしていたら、途中で生地の傷が見つかってまたひとりでひと悶着してたんですが。

問題の「短冊あき」にとりかかったところ、これは左右も指示書どおりなのでちゃんと従ってつくったら、あら簡単。

右前の短冊あきできたー

このシャツワンピースは、もう難関を突破したので役目を終えたことにして、続きはまた落ち着いてから。

忘れないうちにクジラに戻るのが大事です。

 

いろいろ考えたけど、やっぱりクジラのシャツは前みごろのぬいしろが足りないみたいなので(分かってはいましたが)泣く泣く再裁断してつくり直しました。

 

もう4回同じこと繰り返してますからね~。

修行みたいなものですね。でも、好きでやっているのにこんなに辛いってどういうことでしょう?!

やっと短冊をぬいおえて

ただし、この「短冊あき」をぬけだしたらラク~。

ヨークと後ろみごろつなげて、肩を縫って、苦手だった「えりつけ」も丁寧にしつけぬいなんかしちゃって、どんどん進んでます。

この分だと、来週中には完成するのでは?

短冊と格闘しているときはいつまでも終わらない気がしていたけど、こうして山あり谷ありでも完成がみえてくるとホッとします。

のどもと過ぎれば、、、じゃないですけど、やっぱり短冊も柄合わせできれば良かったな~なんて。

いやいや格闘中はぜんぜんそれどころじゃなかったから、と自分につっこんでいます。

えりも付きました

次回は思いつきでスカートからバイヤステープをつくってみたお話です。

10年以上眠っていたスカート